生きる

毎日の頭の中の整理として書いてます、

変化

大人になって15年。子供は進級するが大人ははっきりした線引きはなくただ歳をとっていく。

二十歳過ぎの時はまだ結婚をして子供を産む未来を描いていた。それが叶って11年。特に未来への展望はないまま同じことを繰り返し毎日が過ぎていく。子供がいるだけまだ良いのかもしれない。彼女を見ていれば、私はこの子を守り育てて来たのだな、と一抹の充実感を覚える。

変わり映えのしない毎日でも決して無駄なことなどないのだが、結婚を描いていたような具体的な未来予想図は見つからない。

なにしろ普通に生きることがそれなりに精一杯だからだ。病気があるのも一つだし、人間的な日常生活を送るには様々な要素があり、それをこなすだけでも、1日は過ぎて行ってしまう。

何かしたいな、と思ってもそこには全てお金がかかり、自分個人のやりたいことを叶えるためには主婦のお小遣い稼ぎでは到底辿り着けない。

決して今が不幸せなわけではない。普通の暮らしが普通にできることがどれだけ恵まれたことなのかをわかっている。特に私のような精神疾患のある人間が家庭を築き、仕事をして、趣味を持つ。まるで健康な毎日送っているのは、私の努力もあれど、かなり恵まれたことだろう。

本当はもっと広い世界が見てみたい。せっかく英語を話せるのだから海外で暮らしてみたい。

私はもともと経験することが大好きなので、お金の使い道はその方面になる。

逆にこんなに世界に興味があり、英語を学び続けているのに、日本で骨を埋めるのでは人生が勿体なさすぎる。

でもそんな巨額のお金を捻出できる予定は一切ない。

夢を描き、そのために今何ができるのかを考えているが、まだまだ労働力やお金のソースが足りない。

最近旦那が昔からずっと宝くじ当選を願っている意味がわかってきた。自分はできるだけの事はやっているが、自分のやりたいことを叶えるにはお金が足りないのだ。そしてそのまま時間だけ過ぎて老いていく。まるで海外旅行はお金持ちのすることで、私たちはそこには手を出せない下級平民のようだ。

私は今気楽に英語チューターをさせてもらってる。もちろんないよりはマシなのだが、やはり普通のパートに出た方が良いのだろうか。私のような英語の知識を日本語で説明できる存在の需要があるのは把握したが、この仕事をどう大きくするのかは見当もつかない。私がまるっきり健康だったら、前に進める余力があるのだろうが、今現在なんかは不眠に苦しんでいるので、もはや家事をするだけで精一杯だ。

こんな自分が海外で暮らしたいと言ってできることなのだろうか。でも生まれたからには諦めたくないし、今世で叶えたいのだ。しかも今の年齢から。それは可能なのだと自分に証明してあげたいし、色んな理由で諦めそうになっている人たちのモチベになれば良いと思う。

こうやって自分のことに集中できるようになって来たので、やはり子供は娘一人で人生を終えると思う。

 

 

 

今現在心配なのは英語力が下がることと、英語を話すことでのリフレッシュ効果が日常にないことだ。英語は私にとって良いことしか運んでこない。だからそのソースを失うのは避けたい。今の時代では普段英語を使わない人が英語を教えるのは不自然ではないだろうか。そう言う意味でも使い続けていたい。

英語で話したいという気持ちとは裏腹に人と話すのがめんどくさい、という気持ちがあり、身動きが取れなくなっている。英語に関する仕事ができているのが唯一の救いだ。

なぜ私が今まで英語を話し続けられたかと言えば男と遊んでいたからだ。それがなくなると話すチャンスは激減した。

日本に生まれたことはラッキーだとは思っているが、なぜこんなにも英語が好きなのかの答えがまだ見つかっていない。どうせ日本に住むだけなら英語なんかいらないし、他の日本人からは海外文化を混ぜてくる謎のBBAとしてしか認識されない。

私はこの小さな島国に生まれた意味があり、そこから海外に出ることにまた意味があるはずなのだ。地球視点で見れば肉眼では到底判別できない小さな小さなチリみたいな変化かもしれないが、私はその変化をもたらすことができる人間なのだ。

20240416

自分的に意味を見出せないことは疲れる。

精神科に行った。同じ薬をもらえればそれで良かった。話したところで何か解決するわけでもない。自転車で病院まで片道20分移動することのほうが意味を見出せた。乗り物酔いしながらバスに乗るよりよっぽど爽やかだ。

途中だった家事を終えて、子供を迎えに行った。これも必要なこととはわかってるが、面倒だった。

薬局に薬をとりに行った。この時点でもう体がワナワナしていて、薬剤師さんの丁寧さが逆にしんどかった。

帰ってきてから、具合が悪いのは重々承知だが仕事をした。お金が欲しい一心だ。気分転換になりマシになった。

終わったら、母親が家に来た。だいたいさっさと帰るのになぜか今日はゆっくりしていた。早く帰らないかなぁ、とずっと思っていた。もう旦那と娘以外が家にいることが神経がすり減るので無理だった。娘が謎に母親に絡むのもあってちんたらちんたらしていた。

薬で睡眠の質が下がる、睡眠がないと生活が成り立たないから、と母親に話したら「???」となっていた。そもそも彼女に何か話す気もなかったのだが、そのリアクションを見てまたさらに疲れた。

70も半ばなのに睡眠が大事という話を肯定できない母親を見ていて、説明する気など到底沸かず、ただひたすら帰って欲しかった。

🦩と話すようになってから、他の人と話すことに意味を見いだせなくなった。相手が何もしてくれないのにフレンドリーにする必要もないし、エンターテインする必要もない。わかってもらおうと説明する必要もないし、逆に相手に何の興味も沸かない。

どうでもよくなった。

でも🦩は安定して私の人生にいる人じゃないので、常に明日はいないかもな、という気の張り方をする。それはそれで疲れる。一番話していて楽しい人は一瞬で姿形がなくなることもある。

今もあまり気分が良くない。これは睡眠不足だと思う。たった1日の睡眠不足が私の体調を狂わせるのだ。

母親は「敏感ねぇ」と言っていた。なりたくてなってるわけじゃない。

私はこれからどう生きていくのだろう

この日記見て気づいたが、3回目でようやく👽との話が終わったようだ。

言うなればお互いがお互いを振った状態になった。3回も繰り返したから。

昨日と今日は泣いている。他人から見たらバカみたいかもしれないけど、私には悲しいことなのだ。

ここ1年はまともに話していなかったので、日常にいないのには慣れている。ただ2年間彼のことを忘れた日はなかった。毎日必ずどこかで頭に浮かんでいた。それがもう手の届かないところに行ってしまったのだ。もう彼の連絡先もわからない。私から何かアクションを起こすのは不可能だし、起こしたところで彼が受け入れることはないだろう。

私はただがむしゃらにできることをやっている。彼がいようがいまいが私のやるべきことは変わらない。

昨日今日はずっと自分を励ましている。前に歩み続ければ良い未来がやってくるとただ信じてタスクをこなしている。

でも未来を見たかった人はいなくなってしまった。それが自分の唯一やりたいけどできないことだった。いつかは会えるのかもしれない、という期待も消滅してしまった。

今までは「やりたいこと」がモクモクと見えていたのに、昨日から急にやりたいことなどなくなってしまった。

どうせ頑張っても欲しいものは手に入らない、という失望が私に付きまとうのだ。

物欲もどう生きたいかも今はわからない。ただ私はまた明日目覚めたらルーティンをして過ごすのだろう。

どうせ手に入らない、頑張ってもまた私には悲しいことが起きたり体調が悪くなったりする、としか思えなくて、楽しむ余裕すら失ってしまったようだ。

病んで毎日を暮らすのは苦しいが、普通に暮らしても苦しい。

私には帰る家があり愛する家族がいる。それだけで幸せなはずなのに。

👽とのことは本当に容易く扱われたくない。カウンセラーさんにこの話をした時、彼女は真剣だったと思うが、なぜ彼女が私の気を変えるようなことを言ったのか少し怒りもある。結果として彼と少しだけ話してお互い了解して終わったが、彼女の言葉で私はまた彼を悪者とは思えなくなってしまった。

どうせ別れるなら彼を悪者にして終わったほうがきっと楽だった。

彼は「君を傷つけたくないのと、結婚してるから」と言っていた。何を今更結婚の話を出すのか。私はあなたを現実にどうにか入れ込めないのか考えていた。会ったこともないあなたのために、家庭を去ることだって何度考えたかわからない。あなたといたほうが心が楽に過ごせるんじゃないかと真剣に考えていた。

彼は私に怒りをぶつけることがなかった。だから安心して自分のままでいられた。

祈るのみ

怖い自分がいる。👽のことも仲良く話す友達🦩のことも。

ただ👽を切るには本当に絶好の機会だったと思う。こんなに私に共感して彼の話を聞いてくれる人は他にはいなかった。もしかしたら👽を切るために🦩は戻ってきてくれたのかもしれない。そう考えると彼女がまたどこかに行ってしまっても、もう悲しむことはないかもしれない。彼女がいるのは通年でなく短期でたまに訪れるものなのかもしれない。

👽を自分の決断で切り、一人で抱えるのは茨の道だったと思う。それを彼女が緩和してくれたような気がする。今となっては切って正解!と彼女も言うだろうが、今までのことの成り行きを新しい仲の良い人に説明するのは不可能に近いし、知っている人たちも「まだそいつ繋がってんの?」となったと思う。それに私がなぜ深く彼を思っていたのか他の友達にはわからない。あなたには大切だったのね、と私の気持ちを大切にすることができる人はそうそういない。

私が新しい基盤に立つために彼女はふらりと現れ、またどこかに行くのかもしれない。

彼女と話すようになってから、いつも感じていた欲求不満さがない。自分を抑えることなくフルに出しているのだろう。でもそれは日常ではないのだ。今はその時間があることに感謝するが、それはたまに訪れる一時であって日常ではない。

前回彼女が急に音信不通になったとき、私は「なんでこんな仕打ちを受けなければならないのか」と死ぬほどショックだった。私の生活自体も低迷していた。今現在彼女は私と離れることは考えていないと思うが、彼女が私を切りたくなるときはもう自身ではコントロールの効かない状態なので、別に本人に謝ってほしいとも思ってない。それが彼女なのだから仕方がない。

👽だってそうだ。別に怒ってはいない。ただ彼にはこちらで勝手に失望したし謝って欲しいわけでもない。ただ彼は私に彼自身を見せた。それだけ。それは私を心身ともに傷つけた。だから離れた。それだけ。

🍨のことを🦩と一緒に話そうよ!と誘ったが、ドラマが起こりそうだからやめとく、と言われた。その勘は正しい。本人が気にしないならいいが、巻き込まれたくはないだろう。でも私はお前のお抱えのおばさんの嫉妬に巻き込まれてるんだけどな、と思った。そっちのがドラマやわ。

🦩の言うことは多少違和感がある。でもそれは私も同じところがある気がする。ボルテージが一気に急上昇してしまうのだ。彼女は120%で生きている感じでテキトーさがない。好きと思ったら好きしかないし、害と思ったら害しかない。楽しいと思ったら楽しいしかないし、悲しいと思ったら悲しいしかない。物事をあらゆる角度から見ることが苦手なのだろう。私もどちらかといえばそうだ。だから通じ合うところがある。

彼女は私と話すときいつも「いつもいろいろ教えてくれてありがとう」と言う。そして去っていく。そのアドバイスをするような姿勢はエネルギーの無駄だし今回私はやる気はなかった。でもあまりにも話す時間が長かったので結局そういうところも出てきてしまった。また前回と同じ流れなのかなぁ、と不安になる。

楽しくて心地よいから長時間話せるのだが、前と違って他の人と同じく疲れるようになった。それが普通だと思う。

それだけ楽しく心地よく話せる人がいるのは良いことだけど、そんな人は常時装備できるものじゃない、と予防線を張っている。

うちの旦那は彼女と話すこと自体に反対なので、この話をするのであれば、カウンセラーさんだろうか。

でも冒頭で書いた通り、👽を切るために彼女は現れたのだと思う。

 

 

最近興奮すると気持ちが悪くなるんだよね。怖くなるし。でもだいぶ落ち着いた。不安も小さくなった。

今日もたくさんいろんなことをやりとげた。また明日筋トレの日か。まあどうにかなるかな。あなたがゆっくり眠れますように。今日起きたことはもう全部終わったこと。眠りに入れば私は終わる。そしてまた明日新しい私が生まれる。お疲れ様でした。おやすみなさい。

おしまいはいつもこう

もう一回本を閉じることになった。

今回はもう削除してブロックした。もう向こうがどれだけ良い人だろうが、わたしのことをどう思っていようが、傷つこうが、どうでもいい。

もう連絡方法がないのでもしかしたら私は後で後悔するのかもしれない。でもそうなったとしても、私は今確実に自分のためになる決断をしたと思う。

1年目は普通だったけど、2年目は一度も通話することなく、DMをしたって大した内容のない話だけ。元気にやってくれてると良いな、と健気に思いながら生きてたけど、今年に入ってから状況が一変した。

何かあったら、多分サポートしてくれるのだと信じていた。年明けに私が精神的におかしくなり、一見彼が私を救ってくれたように見えた。でも彼は全く行動が伴わない言葉を吐いていただけだった。彼と正面からやりあう自分が滑稽でバカらしくなった。

そこから私は彼への想いや期待を必死に冷ました。彼が頭に浮かんでも何もせずただ自分の人生に集中してきた。本当に自分を誇らしく思う。彼のせいで泣き叫んだあの日を思い出して連絡はしなかった。

しばらくして彼は私の配信に現れるようになった。久しぶりに来た日は息が苦しくてあまり眠れなかった。でも何もしなかった。

2回目に配信に来た時はその時話したことに関係するDMをした。彼はそれをシカトした。

話さないことで目を逸らしていた違和感が一気に爆発した。ノーコンタクトにしよう、と言った。

2日後、向こうから本当にノーコンタクトにしたいのか?最悪だ、とDMが来た。最悪だと思うほどの気持ちがあるなら、そのことについて通話で話すか?と昨夜返事をした。

彼がオンラインになった形跡はあるのに、一向に返事は返ってこなかった。

彼の考えてることがわからなすぎた。それでも私は自分の生活を全うしようと集中した。ある程度ルーティンが終わったところで、もう体がSOSを出していた。息が苦しかった。存在することすら苦しかった。

私は自分にとびきりの愛をあげようと最後の気力を振り絞った。そのおかげか体調はマシになった。

夜になっても返信はない。?、と送ってみたが動きはないので1時間後にはもう終わることにした。

こんなに自分に害のある人と真剣に向き合う意味がなかった。むしろ向こうは向き合ってすらないのだ。私だけが真剣に二人の妥協策を探そうとしていた。おおよそ、彼は自分の思い通りにコントロールしたかったのだと予想する。考えていることを伝え合うことすらしない。

単純にもう体が持たない。よくずっと騙し騙し灰色の関係を保ってきたと思う。もう良い加減自分の体とご先祖様が「何回言ったらわかるんだ」と言っている気がした。

逆に自分の目を覚ますのに1年の歳月が必要だったのだと思う。

まだ相手が話し合う気があるなら、話し合うつもりだったし、自分の主張だけせずに、話を聞くつもりだった。でも彼はその機会をただシカトした。「考えさせて」「連絡先はそのままにして」何とでも言えるのに、彼はただ何も言わずに呑気にオンライン表示を続けていた。

多分私は彼を切ることができない、と踏み、ノーコンタクトをするのは彼の意ではなくフレンド解除をチラつかせて私を脅したかったんじゃないか、とさえ今は思う。

相手に大きな心で接していると、なぜか私が先に相手からブロックされて傷つく場合があるので、最後のDMをして、先にブロックした。

結局は相手が一体何を考えてるのかわからないまま、オンラインの関係は終わっていく。

たくさんの男と出会いさよならしたが、真剣になるほど相手のことがわからなくなり、最終的に向こうは無視してくる。「忙しい」「あとで返すから」と一言言えば済むのに、それすら彼らにはできない。私はそれを自分が軽んじられているとしか思わない。信頼度を下げるような行動をするし、私のニーズを伝えてもそれには応えない。自分が気が向いた時だけ絡んでくる。

今回の男はそれを絶妙に繋いでくる人だった。もういいよ、と私が諦めても、でもこの人ならと思わせる言動をしてきた。諦めた時にいつもギリギリでスライディングしてくる感じだった。もうそれが一体何回あったのかわからない。2年の最月だった。

カウンセラーさんにさえ、私は彼の話を繰り返し繰り返し毎回のようにしていた。先生は私の気持ちを大事にしてくれていた。「そういう人がいて羨ましいです」と言っていたので、多分私がすごく良いように彼の話をしていたのだと思う。

今彼の話を彼女にするとしたら、どう最悪か、という話になる。

いくら忙しくても「今忙しい」だけなら猿でも送れる。どうでも良いトピックならまだしも、自分たちがこれからどう関わるかの話を、1日中答えないでいられる神経が私には全くわからない。そもそもDMしてきたのはそっちのくせして何を呑気にスルーしてるのだろうか。

いつからか私の頭には混乱しか生まれなくなった。

彼はかなり頑固で執念深いように思うので、別に一つのアプリでブロックしたからって、完全に避けられるわけではないだろう。連絡したければ私に辿り着くことはいくらでもできる。

それをするかどうかはよくわからない。本当に考えていることがよくわからないからだ。彼の吐いていた言葉が本当なら、彼は何らかの行動をする必要がある。もしただ私に耳障りの良い言葉を並べていただけなら、単純に自分が拒絶されたことに怒り、私とはしゃべりたくもないか、もしくは何らかの仕返しがあるかもしれない。

彼には私と話す権利がない。

🦉を基準に考える。彼は既婚だ。英語が話せないが、彼のできることで私をサポートしてくれる。もちろん行動にも現れる。私に仕事を与え、給料を払い、仕事を広げるのも忙しい中時間を作り、対応してくれる。経済的にも精神的にも私を応援したい、という気持ちを伝えてくれる。傷つけられたことは一度もない。連絡はその日中に必ず返ってくる。その上、プラトニックだ。

新しい私の周りにいる人はそういう人であるべきだ。別に知り合いは何人いても良いしどんな人でも良いが、私の心の部屋に住む人は🦉のように言葉と行動で私を安心させる人であるべきだ。

今回の男もかつて私の中では安全地帯だった。でも多分今は私が変わったので、ただのレッドフラグにしか見えない。過去には私の支えだったし、感謝の気持ちもあるが、今は害でしかない。別にわざわざ縁を切るつもりはなかったが、もう身体的な不調をもたらすことを考えたら、切るしか方法がない。

たまに彼がお抱えの女性の写真を私に見せてくれることがあった。その女性には悪いが、なんてだらしのない顔をした人だろうと思ったことが鮮明に記憶にある。彼の名前を体に書いた裸の女の子の写真もあった。彼はこの写真を見せる許可をとっていると言っていたが、その女の子は自分は大事にされないとわかっていて何でそんなことができるのか私には理解不能だった。そんな女性やそれを私に見せてくる彼は自分とは違う世界の人なのだと笑っていた。そういう女性と私は違う存在なのだと言い聞かされていたので何にも疑うことなくそれを信じていた。

彼は人が憧れるような仕事を持ち、金は履いて捨てるほど、いろんな国に家がある。イケメンで女性にもモテる。性格も良い。

私の友達は「それ本当の話なの?」と疑っていた。私が自分にそれを問うと「そんなの全てなくても彼の性格さえあればそれで良い」と思っていた。ただ嘘をつくことそれ自体は受け入れられない...でも本当かもしれないし。と思っていた。

今になってみると、彼の存在それ自体が全て幻だったのかもしれない。長い長い長い夢を見ていたのかもしれない。彼のような人は存在せず、私の妄想がなぜかリアルに具現化されていたのかもしれない。

彼が私を「sunshine」と呼んでいた時期がある。私はそれが大好きだった。

そんな時期があったことなど嘘のようだ。そして今考えればそれはただ私の服を脱がせたかっただけかもしれない。

本当はもっと繊細に考え私を思いやったこともあるかもしれない。でももう彼の行動は私を痛めつけるだけなのだ。この見事な不協和音の中に私はもういられない。私は自分の好きな音楽しか聞きたくない。

やっと本を閉じれた

People come and go.

この1年間オンライン上の人との関係を断捨離した。私から離れた場合もあるし相手から離れた場合もある。ここ数ヶ月は前に話すのをやめた人がまた戻ってくることが多かった。

男だけではなく女性の友達二人ともまた会話が再開された。

私はあまり元カレとか過去の人になった人を追いかけるタイプではない。元カレと友達になったことも一度もない。「終わり」にしたらそれ以上何もしない。

でも数週間前に🍞さんと連絡を再開した。彼女とは1年くらい話してなかったが、この間いくらいろんな人と話しても彼女ほど馬が合う人は見つけられなかった。みんなそれぞれの性格で思いやって友達になれるが、ずっと話していても疲れない人は彼女だけなのだ。

彼女ともう一人👽だけは、自分から切っておきながら、忘れることのできない人たちだった。

その👽に今日ノーコンタクトを申し出た。事実上縁を切るに近い。

正直言ってもう彼のことでモヤモヤするのは飽きた。しかも話し合ってもモヤモヤが消えない。私を大事だと言っておきながら何の悪びれもなく他の人を優先する。

「なんだ、大事じゃないんじゃん」

「大事なのは変わらない!」

 

「この関係に何を求めてるの?」

「友達が良い、だって何も起きないもん」

「おっけ、じゃぁもう私に興味はないのね?」

「興味があるのは変わらない」

 

「これ以上何を言えば良いのかわからない。ずっと好きなのは変わらないよ」

「俺のこと信じてない感じがして嫌な気分になる」

 

なんで私がお前のことを信じれると思うのかが私にはわからない。今までかなり譲歩して彼の意図を理解しようとしていたけど、違和感は止まらない。友達に彼の話をすれば友達も違和感を感じる。私はずっと自分で決めて彼と縁を切らずにいたし、彼の存在でどうにかなっていた自分もいた。でもそれは私がただ単に彼に期待していたからどうにかなっていただけで、彼が実際にとっていた行動は私を狩り、セックストイとして使える間は私を大切にし、私が断り出したら通話をしなくなり、次第にDMも返すのが遅いどころかダブルテキストした場合は返すという形になった。今思えば私は1年前にもう私に連絡をすることを後回しにしていることに気づいていた。

それでも彼に期待していた。彼は自分の救世主なのだと思っていた。私の今の生活が万が一崩壊してしまったら、彼が救ってくれるのだと思っていた。何も私を批判せず自分のあるがままを受け入れてくれる人なのだと思っていた。でも連絡が少なくなればなるほど、私はただ単に不安になった。よくあるロングパラグラフを送ってもしばらく経った後に彼はただ一言で返してくるだけだった。当時の私は彼の気持ちが自分から離れていくことに不安を感じていた。まだ心の支えにしていたのだろう。

性的欲求に抗えないから通話はしない、と言う彼を私の女友達は病気だと言った。

離れようとしたのはこの1年で3回目だ。いずれも彼は嫌そうだった。今日のDMも最後の一言は「最悪だけどもうわかったよ」と不服そうだった。むしろ離れようとした時にしか連絡をとってない。DMをすれば私が彼の在り方に文句を言っているだけだった。彼は別に謝ることもなかったし、在り方を変えることもなかった。

私の中では彼を切るしか結論が出せなくなっていた。今まで信じていた彼の言葉は全て嘘のように感じるようになった。私は彼に自分の気持ちを伝え続けていたが、彼はうるせぇ!と私を切ることもないし、受け止めてくれたように私が期待していただけで、ただ単に流していたのだと思う。彼を恋しく思うことがあって「あなたが恋しい」とテキストしたところできっとすぐに返ってこないのはわかっていたし、何度一人で泣いたかわからない。

いつのまにか彼の存在はナイフになっていた。昔は彼のことを考えると安心感を覚えたのに、ふと思い出せば不信感と期待と不安で気持ちが悪くなった。

年明けに私は狂ったように布団の中で泣き叫んだ。それはちょうど彼が私との通話の約束を傍に置いて他の人と雑談してるのを目撃してしまった時だった。サヨナラを言ったら電話をかけてきた。まるで麻薬のように私の心は穏やかになった。私は取り憑かれたように彼をリアルに入れ込む方法を考えていた。その一方では彼はただ他の女性とヤっていた。

「俺が他の女の子といても、俺は君が大事なんだ」と私にDMしていた。

バカらしくなった。

一旦冷静になり、私の心の中で勝手に追い出せばあとは好きにさせればいいと思って追い出していた。でもそれは決して簡単なことではない。また彼を想い泣いた。何度もメッセージを入力しては消した。結果送らずに2ヶ月くらい経って今になる。彼は私の部屋に顔を出すようになった。1回目はほっといたが、2回目の今回はもう無理だった。

もうスクリーンに彼の名前があるだけで、体が拒否反応を示すように冷たく固くなった。そんな私に彼は何を考えてるのかよくわからないコメントをしてくる。

彼にとって私が大事、と言う彼の思想を否定する気はもうないが、私は大事にされていると言う感覚など一ミリも感じることなくただ傷つくばかりだった。

布団の中で泣き叫んだあの日。あの日ほど自分が狂った、と感じたことはない。あの苦しみを自分にまた与えるのは断固として自分が許さなかった。

別にブロックや削除はしていない。もうノーコンタクトにある程度慣れているので、それでももし送ろうとしてしまったらその時消せば良いと思う。彼も私のことを消してはいないようだ。今のところもう戻る気もない。戻る意味もない。

彼は私と話し合う時「もうわかってるでしょ」みたいな言い方をよくしていた。私はそれを言われる度に、いや知らんけど、と思っていた。おそらく彼が私を気に入った理由は私が人の在り方を批判しないからだ。最近は「俺のこと批判してるじゃん」と言われることが増えていた気がする。私は今も別に彼がどう生きようと批判する気は全くないが、ただ彼が私を手に入れたいと思うなら、彼の生き方に迎合する気はなかった。だから私は彼の気持ちの深度が知りたかった。

「私はあなたのライフスタイルには合わないから」

「悪いけど合うと思ったことなんて一度もないし、これからも期待してない。エロいことやらないからセフレでもない。君はただ俺にとって特別で大事な人なんだ」

彼の言葉は私をただ混乱させるだけだった。だから行動で真意を読み取った。

今日の3回目でようやく私のことがウザくなってきたみたいだった。それで良い。勝手に妄想の中で大事にしてくれても良いけど、私に簡単にアクセスさせるつもりはない。彼は昔は私に時間を割いていてくれたが、多分それはエロいことが手に入ったからだ。ここ1年はAIのほうがまだマシに会話するんじゃねーかくらいのDMしかなかった。昔の私は彼が性的価値を自分に見出すことで、やっと自分に価値があると感じていた。彼だけじゃない。他の男もほぼそうだ。性的価値を見出してもらえれば、やっと自分は必要とされるのだと安心した。

別にやる相手なんていくらでもいるのに、なぜ私にそんなに性的価値を見出すのかも意味がわからないし、もうそろそろキレて私を断捨離しても良いのに、それをしないのも意味がわからない。

女友達が言っていた、病気や依存。多分彼が性欲に異常にこだわるのは深い心理的理由があるのだろう。

彼から自分を切り離すのはかなり大変な作業だったし時間がかかった。でもさすがに3回目なのもあり、やっと彼と自分を切り離せることに、ホッとしている自分もいる。

私の生活は変わって良い方向にどんどん進んでいくのに、彼のことだけは何も変わることなくダラダラと私にぶら下がっていた。

今回と今までの彼との別れとは感じ方が違う。もう私の心と体にとって彼は害になっている。頭ではわかっていても心がついていかない、という感覚もない。害だ。

 

 

今日は非日常なことが続く日だった。お疲れ様。あなたが今日また眠りにつけることを祈ってる。よく決断し実行した。あなたは勇気ある行動をとった。そしてあなたには自分自身という最大の頼りになる友達がいることをわかっている。未来がどうなるかはわからない。でも一緒に一歩ずつ歩いていこう。あなたは転んでも立ち上がれるのを知っている。よく1日生き延びたね。やることもやったね。ゆっくり眠ってね。おやすみなさい。

エナジー

カウンセラーさん以外の人に久しぶりに心を開いて話した。

これだけの期間、モヤモヤがあってもそれを他人に話さなかったことは今までなかったかもしれない。

今日も何を言われるのか怖かった。ただそうなんだ〜と聞かれるのも嫌だし、ああしろこうしろとアドバイスをもらうのも嫌だった。だから心を開いて話すのはやめていた。

結果的には現時点ではスッキリしている。ただまた明日この行動についてどう感じ考えるのかはわからない。今は話して良かったと思っている。

私は幸せなやつだと思う。だって悩みがほぼネットの人間関係だけだからだ。リアルライフにも嫌なことはあるが、それが何日も続きモヤモヤする、ということは最近あまりない。特に夫婦関係で嫌なことはあるが、なんだが私はもうリアルの人間たちは諦めているし、あまり期待していない。彼らに、はなから自分を理解してもらえると思っていないので、それが当たり前なのだ。

多分私は家族や友達から愛されているし、いざ辛い時にそばにいるのは旦那や家族で、助けてもらっているから感謝はしている。彼らがしてくれることはありがたく受け取るし、恩返ししようと頑張るが、自分が苦しい時に頼れる人たちという認識はあまりない。仲は良い方だと思うが、彼らがいれば安心、という気持ちはない。

太い絆を感じるのは娘だけかもしれない。娘が私を愛してくれているのはこの世の誰よりも感じ取れるし、彼女を守るためなら自分が強くなれるから。

逆にネットの友達は私が日頃頭の中で考えていることを話せる相手なのだ。英語を話す私をよく知ってるのもネットの友達だ。私の特性や好きなこと、挑戦する気持ちを理解し応援してくれる。別に出会う場所はネットじゃなくてもいいのだが、たまたまネットだった。

その中で信頼度合いはピラミッド上になっている。不特定多数の人と出会うことができるが、一番上の層にいる人たちは多くない。しかもそのピラミッド内を移動することもある。

多分私には本当に限られたソーシャルエナジーしかないのだと思う。家事や仕事を頑張った後に、また頑張って話さなきゃいけない環境は作りたくない。話したい気持ちはあるが、会話のつまらない人と話すエナジーなどないのだ。

あと最近話していてもあんまり笑っていない。流れで笑い声を立てている時はあるが、何が面白かったのかは全くわからないほど一瞬だ。笑うことは本当に少なくなった。以前は男の人が冗談や甘い言葉を言ったら楽しくて仕方がなかった。今は冗談には笑うかもしれないが、甘い言葉は面白くも嬉しくもなくなった。人と話したいと思う気持ちは強いのに、そもそもそれが自分にとって楽しいのか、意味のあることなのかわからなくなってしまった。

今日友達と会話した時は、すごく私が受け取りやすい聞き方をしてもらえた。

私の人生に出たり入ったりするネットの女友達の話をした。本当にうんざりするほど頭に浮かんで気持ちが悪くなっていた。何に嫌悪感があるかといえばまた人に依存心を抱いているのが本当に嫌なのだ。朝目覚めた時からそんな自分を受け入れ流そうとするが、思い浮かぶ受け入れ流す、の作業をいくらしようが延々と終わらないのだ。あなたは依存体質だから、と友達に言われると嫌な気分になるが正解なのだ。ただそれを自覚する段階はとっくに過ぎていて、自分ではあらゆる策を練って変わろうとしている。人によってはその話をしていると、終わりのないトンネルをただ一人でトボトボ歩いているような気分になるのだ。今回は依存をやめろ、というのではなく、なぜそうなるのか、という話が少しできた気がした。

それを友達が一緒に考えてくれるのだから、本当に私はそんな友達がいて幸せだな、と思ったし、そう伝えた。

意味のある会話だったと100%の気持ちで言える。

本当は好きな人とだけ話して、他の奴らはほっとけば良いのだ。

友達が「あなたは一見さんお断りの雰囲気を出してる」と言っていたが、まさにその通りだ。話しにくさはめちゃくちゃあると思う。むしろ多分それで人を審査している。審査しないといけないくらい話すに値しない人が多いからだ。良い人をしているとただ利用され最後に仇で返される。良くしてくれた人への恩は忘れない。でもこの限られた時間とエネルギーは適当に使えるほど多くはない。選ばれた人にだけ正面を向いて費やしたい。

今私がよく話すのは🦉と🍇の二人だ。彼らは知り合って1年ぐらいだが、彼らとの関係に不安を感じることはない。たまに嫌な気分になることはあるが、そんなに尾を引くものでもないし、自分で処理可能なのだ。なぜこの二人を今のように信頼できるのか理由はよくわならないが、今まで関わってきて、私の見捨てられ恐怖が逆撫でされることは一度もなかった。この二人に関しては改善していく私自身や私の生活に欠かせない登場人物なのだ。新しいバージョンの自分や人生に必要な人、という感覚がある。

だらんとぶら下がり続けるのは👽と前述した女性。女性に関しては、またこの人を人生に戻すという挑戦を選択したからなのだが、👽は本当に切られない。でもこの数日は👽のことはあまり考えなかった。

自分にポジティブな影響をもたらす人とだけ関わっていたい。