生きる

毎日の頭の中の整理として書いてます、

やっと本を閉じれた

People come and go.

この1年間オンライン上の人との関係を断捨離した。私から離れた場合もあるし相手から離れた場合もある。ここ数ヶ月は前に話すのをやめた人がまた戻ってくることが多かった。

男だけではなく女性の友達二人ともまた会話が再開された。

私はあまり元カレとか過去の人になった人を追いかけるタイプではない。元カレと友達になったことも一度もない。「終わり」にしたらそれ以上何もしない。

でも数週間前に🍞さんと連絡を再開した。彼女とは1年くらい話してなかったが、この間いくらいろんな人と話しても彼女ほど馬が合う人は見つけられなかった。みんなそれぞれの性格で思いやって友達になれるが、ずっと話していても疲れない人は彼女だけなのだ。

彼女ともう一人👽だけは、自分から切っておきながら、忘れることのできない人たちだった。

その👽に今日ノーコンタクトを申し出た。事実上縁を切るに近い。

正直言ってもう彼のことでモヤモヤするのは飽きた。しかも話し合ってもモヤモヤが消えない。私を大事だと言っておきながら何の悪びれもなく他の人を優先する。

「なんだ、大事じゃないんじゃん」

「大事なのは変わらない!」

 

「この関係に何を求めてるの?」

「友達が良い、だって何も起きないもん」

「おっけ、じゃぁもう私に興味はないのね?」

「興味があるのは変わらない」

 

「これ以上何を言えば良いのかわからない。ずっと好きなのは変わらないよ」

「俺のこと信じてない感じがして嫌な気分になる」

 

なんで私がお前のことを信じれると思うのかが私にはわからない。今までかなり譲歩して彼の意図を理解しようとしていたけど、違和感は止まらない。友達に彼の話をすれば友達も違和感を感じる。私はずっと自分で決めて彼と縁を切らずにいたし、彼の存在でどうにかなっていた自分もいた。でもそれは私がただ単に彼に期待していたからどうにかなっていただけで、彼が実際にとっていた行動は私を狩り、セックストイとして使える間は私を大切にし、私が断り出したら通話をしなくなり、次第にDMも返すのが遅いどころかダブルテキストした場合は返すという形になった。今思えば私は1年前にもう私に連絡をすることを後回しにしていることに気づいていた。

それでも彼に期待していた。彼は自分の救世主なのだと思っていた。私の今の生活が万が一崩壊してしまったら、彼が救ってくれるのだと思っていた。何も私を批判せず自分のあるがままを受け入れてくれる人なのだと思っていた。でも連絡が少なくなればなるほど、私はただ単に不安になった。よくあるロングパラグラフを送ってもしばらく経った後に彼はただ一言で返してくるだけだった。当時の私は彼の気持ちが自分から離れていくことに不安を感じていた。まだ心の支えにしていたのだろう。

性的欲求に抗えないから通話はしない、と言う彼を私の女友達は病気だと言った。

離れようとしたのはこの1年で3回目だ。いずれも彼は嫌そうだった。今日のDMも最後の一言は「最悪だけどもうわかったよ」と不服そうだった。むしろ離れようとした時にしか連絡をとってない。DMをすれば私が彼の在り方に文句を言っているだけだった。彼は別に謝ることもなかったし、在り方を変えることもなかった。

私の中では彼を切るしか結論が出せなくなっていた。今まで信じていた彼の言葉は全て嘘のように感じるようになった。私は彼に自分の気持ちを伝え続けていたが、彼はうるせぇ!と私を切ることもないし、受け止めてくれたように私が期待していただけで、ただ単に流していたのだと思う。彼を恋しく思うことがあって「あなたが恋しい」とテキストしたところできっとすぐに返ってこないのはわかっていたし、何度一人で泣いたかわからない。

いつのまにか彼の存在はナイフになっていた。昔は彼のことを考えると安心感を覚えたのに、ふと思い出せば不信感と期待と不安で気持ちが悪くなった。

年明けに私は狂ったように布団の中で泣き叫んだ。それはちょうど彼が私との通話の約束を傍に置いて他の人と雑談してるのを目撃してしまった時だった。サヨナラを言ったら電話をかけてきた。まるで麻薬のように私の心は穏やかになった。私は取り憑かれたように彼をリアルに入れ込む方法を考えていた。その一方では彼はただ他の女性とヤっていた。

「俺が他の女の子といても、俺は君が大事なんだ」と私にDMしていた。

バカらしくなった。

一旦冷静になり、私の心の中で勝手に追い出せばあとは好きにさせればいいと思って追い出していた。でもそれは決して簡単なことではない。また彼を想い泣いた。何度もメッセージを入力しては消した。結果送らずに2ヶ月くらい経って今になる。彼は私の部屋に顔を出すようになった。1回目はほっといたが、2回目の今回はもう無理だった。

もうスクリーンに彼の名前があるだけで、体が拒否反応を示すように冷たく固くなった。そんな私に彼は何を考えてるのかよくわからないコメントをしてくる。

彼にとって私が大事、と言う彼の思想を否定する気はもうないが、私は大事にされていると言う感覚など一ミリも感じることなくただ傷つくばかりだった。

布団の中で泣き叫んだあの日。あの日ほど自分が狂った、と感じたことはない。あの苦しみを自分にまた与えるのは断固として自分が許さなかった。

別にブロックや削除はしていない。もうノーコンタクトにある程度慣れているので、それでももし送ろうとしてしまったらその時消せば良いと思う。彼も私のことを消してはいないようだ。今のところもう戻る気もない。戻る意味もない。

彼は私と話し合う時「もうわかってるでしょ」みたいな言い方をよくしていた。私はそれを言われる度に、いや知らんけど、と思っていた。おそらく彼が私を気に入った理由は私が人の在り方を批判しないからだ。最近は「俺のこと批判してるじゃん」と言われることが増えていた気がする。私は今も別に彼がどう生きようと批判する気は全くないが、ただ彼が私を手に入れたいと思うなら、彼の生き方に迎合する気はなかった。だから私は彼の気持ちの深度が知りたかった。

「私はあなたのライフスタイルには合わないから」

「悪いけど合うと思ったことなんて一度もないし、これからも期待してない。エロいことやらないからセフレでもない。君はただ俺にとって特別で大事な人なんだ」

彼の言葉は私をただ混乱させるだけだった。だから行動で真意を読み取った。

今日の3回目でようやく私のことがウザくなってきたみたいだった。それで良い。勝手に妄想の中で大事にしてくれても良いけど、私に簡単にアクセスさせるつもりはない。彼は昔は私に時間を割いていてくれたが、多分それはエロいことが手に入ったからだ。ここ1年はAIのほうがまだマシに会話するんじゃねーかくらいのDMしかなかった。昔の私は彼が性的価値を自分に見出すことで、やっと自分に価値があると感じていた。彼だけじゃない。他の男もほぼそうだ。性的価値を見出してもらえれば、やっと自分は必要とされるのだと安心した。

別にやる相手なんていくらでもいるのに、なぜ私にそんなに性的価値を見出すのかも意味がわからないし、もうそろそろキレて私を断捨離しても良いのに、それをしないのも意味がわからない。

女友達が言っていた、病気や依存。多分彼が性欲に異常にこだわるのは深い心理的理由があるのだろう。

彼から自分を切り離すのはかなり大変な作業だったし時間がかかった。でもさすがに3回目なのもあり、やっと彼と自分を切り離せることに、ホッとしている自分もいる。

私の生活は変わって良い方向にどんどん進んでいくのに、彼のことだけは何も変わることなくダラダラと私にぶら下がっていた。

今回と今までの彼との別れとは感じ方が違う。もう私の心と体にとって彼は害になっている。頭ではわかっていても心がついていかない、という感覚もない。害だ。

 

 

今日は非日常なことが続く日だった。お疲れ様。あなたが今日また眠りにつけることを祈ってる。よく決断し実行した。あなたは勇気ある行動をとった。そしてあなたには自分自身という最大の頼りになる友達がいることをわかっている。未来がどうなるかはわからない。でも一緒に一歩ずつ歩いていこう。あなたは転んでも立ち上がれるのを知っている。よく1日生き延びたね。やることもやったね。ゆっくり眠ってね。おやすみなさい。