生きる

毎日の頭の中の整理として書いてます、

朝9時頃に二度寝から起きた。左側だけ頭痛があった。また現実か...と起きたくない気持ちが強かったが、布団から出た。

娘と旦那が家にいる。娘は服を買いに最寄りの駅まで出かけたいと言っていた。だんだん現実に慣れてきた私は朝ルーティンをこなしながら、化粧をして出かけるほどの元気があるのか自問自答していた。

実際ショッピングモールにつくまでもずっと頭が痛かった。薬をもう2回飲んだし、ストレッチやら何やらもやったのに、全然良くならない...気持ちが少し暗いままだった。

いざついて、娘の服を選んでいたらいつのまにか頭痛は消えていた。むしろウキウキして、娘とお店を回るのが楽しかった。この良い刺激はいつぶりだろう、と思った。視界が明るくなるような気がした。

スーパーに行って夕飯の材料を買い、自宅で化粧を落としシャワーを浴びてから夕飯作りを開始した。料理を作っている間も、まるでいつもと違うことをしている気分だった。いつも料理してる間は大体早く終わらせることを念頭に置いていて、だんだん「まだやることがあるのか」とどんどん心は重くなっていく。

今日は動くことが何も辛くなかった。

心に不安や退屈、疲れ、そういうのを感じるスキがなかった。

出かけてからは終始心が軽かった。

今はまた頭痛が戻ってきた。

でもまた塗り絵用にペンを買ったのでそれを使うのが楽しみだ。

こうやって出かけることは大事だとまた思った。いつもいかに狭い世界に自分を閉じ込めているかがわかった気がした。

そんな機会をくれた娘にも感謝したい。

ネットを使えば使うほど現実との境界が曖昧になっていくが、今日は一切使わなかったので、これこそが私の本当の環境なのだ、と思った。

あれやってこれやって、とやることが増えるとダルい気持ちがいつもあるのに、今日は特に引っかかりもなくできた。

他の人が自分をどう思うか、とか、誰かの注目が欲しいとか、今日は全然思わなかった。

なんて自然な1日だっただろう。ごちゃごちゃと絡み合った糸が今日は一本ピーンと伸びているだけだった。

本当は外で働いた方がいいのかもしれないと思った。同じ英語を教えるでも外に出て人と会ってやるほうが、心と体が楽に過ごせるのかもしれないと思った。

今日は楽に過ごせたね。楽しかったね。彼女のような娘を持てて幸せだね。気分が良かったね。こんな日々が毎日続けばいいのに。そしたら生きるのも楽しいのに。明日もまた楽しく過ごせるといいね。お疲れ様。今日もゆっくり眠ろうね。